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【実体験】実際に通って感じたプログラミングスクールのメリット・デメリット

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皆さんこんにちは!エネオスです!

僕は去年の3月から7月末まで「テックアイエス」というプログラミングスクールに通ってました。
8月からは現在もお世話になっている会社に拾ってもらったのでほとんど行ってません。

これからプログラミングを勉強して、副業や転職で稼いでいきたいと考えている人の中には、プログラミングスクールへの入会を考えている人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、実際にプログラミングスクールに入って感じたメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。
※今回紹介する内容は、あくまで僕がお世話になった「テックアイエス(TECH IS)」というプログラミングスクールでの体験をもとに作成しています。
その他のプログラミングスクールでは当てはまらない内容もあるかもしれませんので、ご了承ください。

この記事はこんな方におすすめ
  • プログラミングスクールに入るか迷っている方
  • プログラミングスクールに在学中の方
  • プログラミングスクールの関係者

プログラミングスクールのメリット

やるべきことが明確になる


スクールに入ることで、次に自分が何を学べば良いのかが明確になります。

プログラミングスクールに入ると、最初にカリキュラムをもらえます。
僕の通っていたテックアイエスでは「HTML&CSS」「JavaScript」「PHP」「Github」などを学ぶことができる教材がもらえました。

初心者のうちはいざ勉強しようと思っても、どの言語からどれくらいの量勉強したら良いかが分からず、挫折してしまいがちです。

逆に何をやったら良いかが明確になれば、あとは手を動かすだけなので、学習のハードルはグッと下がります。

1番最初のつまづきやすいポイントをしっかりサポートしてもらえるのは、プログラミングスクールに通う大きなメリットです。

一緒に頑張る仲間を作れる


プログラミングスクールの生徒同士は、同じカリキュラムを頑張る者同士やはり仲良くなりやすいです。

カリキュラムの進み具合から自分と同じくらいのプログラミングスキルの人を探せると、お互いに教え合ったりできるので、学習のモチベーションを高めることもできます。

僕の通っていたテックアイエスには、地域によっては校舎もあるので、直接対面で知り合いを増やすこともできます。

同じ志を持って共に学ぶ友人を作ることができるのは、プログラミングスクールに通った人だけの大きなメリットだと思います。

質問し放題


プログラミングスクールでは決められた時間内であれば、何回でも質問し放題です。

プログラミングを学び始めたばかりの頃は、とにかく分からないことだらけで質問したいことが山のように出てくるので、質問し放題の環境はものすごく有難いです。

ただし、困ったことやエラーが発生したらすぐに脳死で質問する癖がつかないようには注意が必要です。
フリーランスになったり、エンジニアに転職したあと最も求められるスキルは、自分で調べて解決することができる能力だからです。

また、学校によってはカリキュラムに関する質問以外はしてはいけない決まりがある場合があるので、できれば入学前に確認するようにしましょう。

悩み相談も可能


プログラミングスクールでは、悩み相談も可能でした。

プログラミングを勉強していると、あまりの難しさやカリキュラムの進まなさに心が折れて、愚痴や弱音を吐きたくなることがあります。
ですが、SNSや友達にはなかなかそんな内容の相談はしにくい、という人も多いのではないでしょうか?

そんな時スクールには、生徒の進捗や調子を確認してくれる先生がついています。
希望すれば任意の時間に個別面談を設けてくれたりもするので、気軽に相談することができます。

しんどい時に1人で抱え込まずに、気軽に相談できる存在がいるというのもプログラミングスクールのメリットの1つです。

チーム開発を体験できる

実務を経験する前から複数人で1つの制作物を開発する、チーム開発を経験できるのもメリットの1つです。

基本的に実務では2人以上のメンバーがチームを組んで開発を行うことがほとんどです。
しかし独学などで学んでいると、実務に入るまでに複数人でのチーム開発を経験することはかなり難しいです。

プルリクエストの出し方やGithubの操作の仕方など、チーム開発する上で必須となる知識をスクールで学べるのは非常に有難いです。

同じカリキュラムを進めてきたレベル感の近い仲間がたくさんいるからこその、スクールで学ぶ強みと言えるでしょう。

自分にプレッシャーをかけられる

数十万円という高額の費用を払うことで、自分にプレッシャーをかけ頑張らざるを得ない状態にすることができます。

継続が苦手で、やろうと思ったことがなかなか続かない人にとっては、意外と強く感じるメリットかと思います。

これは別にスクールだけの特別なメリットではありませんが、最初にたくさんのお金を使った方が継続率や成功確率が上がるのは間違いないです。

ただその分どうしても合わず辞めてしまった際のリスクも上がるので、スクールに入る前にある程度独学でプログラミングを学び、自分に向いているかどうか判断することをおすすめします。

プログラミングスクールのデメリット

カリキュラムのレベルが低い

スクールで提供してもらえるカリキュラムのレベルは低いです。

カリキュラムをこなしただけの状態では、とても実務では通用しません。
プログラミング初心者向けの教材なので、当然といえば当然ですがカリキュラム以上のことを学ぼうとすると、スクールはサポートしてくれません。

あくまでスクールのカリキュラムは、プログラミングの基礎中の基礎を学ぶためのものであり、それを習得したからといっていきなりエンジニアとして第一線で活躍できるようにはならないので、注意してください。

カリキュラムの量が少ない

カリキュラムの量は思っているより少ないです。

生徒によって学習にとれる時間が違うので、ある程度は仕方のないことですが、支払っている金額に対して得られる知識の量がかなり少ないです。

僕の通っていたテックアイエスでは、基礎の部分を約3ヶ月程度かけて学ぶスケジュールになっていましたが、僕は1ヶ月で終了しました。

スケジュール自体が1日2時間くらいしか学習時間を確保できない人を想定したスケジュールになっているので、もっと学習時間が確保できる人にとっては物足りないと思います。

開発環境の構築を経験できない

スクールに入るとすぐにプログラミングの学習を始められるように、必要なアプリのダウンロードやサーバー周りの設定を代わりにやってくれます。

正直サーバー周りの設定とかアプリのインストールとかは、初心者にとっては意味がわからないし面白くもないので代わりにやってもらえるのはすごく助かります。

ただ実務に入ると、自分が開発している環境の理解をすごく求められるし、自分で開発環境を構築する必要も必ず出てきます

せめて基本は自分で環境構築しながら、難しい部分や理解できなかった部分をサポートする形にして欲しかったと思います。

自走力が育ちにくい


困った時にすぐ相談できるという環境はとても魅力的ですが、同時に自分で調べて解決する力を失わせてしまいやすいということでもあります。

実務ではエラーや分からないことを自分で調べて解決する能力が最も求められます。

もちろん本当にどうしようもない場合は、先輩や同僚に質問することもありますが、相手の時間を奪ってしまうため何度も質問は出来ません。

また質問の仕方も、プログラミングスクールに通っている時は分からないことだけを伝えて解決してもらえます。
ですが仕事では質問をするにしても、「分からないこと・やったこと・エラー文・調べたこと」などをまとめた上で質問する必要があります。

もしカリキュラムをやり切ることが目的ではなく、転職や独立を成功させることが目的なら、卒業後を見据えて普段から脳死で質問する癖がつかないよう十分注意しておきましょう。

講師の差がかなりある


プログラミングスクールは基本外部のエンジニアを講師として雇っている場合が多いのですが、講師の方のレベルによって大きく成長量に差が出ると思います。

良い講師の方に質問できれば、ただ問題を解決するだけじゃなくて解決の仕方を教えてくれたり考える時間をくれたりします。

反対に良くない講師の方に質問してしまうと、問題を解決するだけで終わってしまうので、なぜそれが起こったのかや同じ問題が起きたらどうすればいいのかを学ぶことができません。

またスクールによっては、卒業生をそのまま講師として採用しているところもあり、かなり実力に差があると感じました。

もちろんどの講師の方も生徒の成長のため全力を尽くしてくれているとは思いますが、やはり大金を払っている以上質の高い講師の方を見抜く力もある程度必要だと感じました。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました!

プログラミングスクールのメリットとデメリットについていかがでしたでしょうか?

今回紹介した内容は、僕が「テックアイエス」に通って感じたことなので、別のプログラミングスクールでは内容が違う可能性があります。
また人によっても感じるメリット・デメリットは異なりますので、あくまで1個人の意見として参考にしてもらえればと思います。

今回の内容で、プログラミングスクールに入るかどうか悩んでいた人の役に、少しでも立てれたら幸いです。