子供の夜泣きはいつまで続く?新米パパが実体験から感じたリアルな話
はじめに
子供が産まれる前、正直に言うと「夜泣きは大変らしい」という言葉をどこか他人事のように聞いていました。
確かに大変そうだけど、数日や数週間で落ち着くものだろう、と。
しかし実際に育児が始まってみると、その考えは甘かったとすぐに思い知らされました。
毎晩のように繰り返される夜泣き、細切れの睡眠、朝が来るたびに感じる強烈な疲労感。
「いつまで続くんだろう…」という不安が、日に日に大きくなっていきました。
この記事では、新米パパとして実際に夜泣きを経験して感じたこと、しんどかったこと、そして少しずつ気持ちが楽になっていった考え方を、できるだけ正直に書いていきます。
今まさに夜泣きで悩んでいる方の気持ちが、少しでも軽くなれば嬉しいです。
子供の夜泣きはいつまで続くのか
「夜泣きはいつまで続くのか?」
これは育児をしていると、誰もが一度は検索する疑問だと思います。
調べてみると、「生後6ヶ月頃まで」「1歳前後で落ち着く」「2歳近くまで続くこともある」など、さまざまな情報が出てきます。
ただ、実際に感じたのは、夜泣きには明確な終わりの期限はない ということでした。
ある時期は落ち着いたと思っても、成長や環境の変化、体調によって、また始まることもあります。
昨日までよく寝ていたのに、突然夜中に何度も泣くようになることも珍しくありません。
つまり、夜泣きは「一直線に減っていくもの」ではなく、波があるもの だと感じました。
この事実を知らなかった頃は、「前よりひどくなった気がする」「いつ終わるんだ」と、必要以上に落ち込んでしまっていました。
夜泣きが一番つらかった時期
個人的に一番つらかったのは、「慣れてきたはずなのに、疲れが抜けなくなってきた頃」です。
最初の頃は、何もかもが初めてで、気持ちも張り詰めている分、なんとか乗り切れました。
ですが、数週間、数ヶ月と続くうちに、少しずつ体力も気力も削られていきました。
・まとまった睡眠が取れない
・夜中に起きるたびに心拍数が上がる
・泣き声を聞くだけで体が緊張する
・日中もずっと眠い
こうした状態が続くと、「泣いているのは分かっているのに、すぐに動けない自分」に対して罪悪感を感じることもありました。
夜泣きがつらいのは、単に眠れないからではありません。
回復する時間がないまま、毎日が続いていくこと が、一番のしんどさだと感じました。
新米パパとして感じた夜泣きのリアル
夜泣き対応をしていて強く感じたのは、「正解が分からない」という不安です。
抱っこしても泣き止まない。
ミルクでもダメ。
オムツでもない。
何をしても泣き続ける。
そんな時、「自分の対応が悪いのではないか」と考えてしまいます。
特にパパの場合、ママよりも泣き止ませるのが難しいと感じる場面も多く、無力感を覚えることもありました。
ですが、後から振り返って思うのは、泣き止まない夜泣きは、誰のせいでもない ということです。
子供自身も理由が分からず泣いていることが多く、大人ができることには限界があります。
この事実を受け入れるまでに、少し時間がかかりました。
夜泣きと向き合う中で気づいたこと
夜泣きが続く中で、少しずつ考え方が変わっていきました。
まず、「夜泣きをなくそう」と考えるのをやめました。
代わりに、「今日も夜泣きがある前提でどう過ごすか」を考えるようにしました。
・翌日は無理な予定を入れない
・完璧な家事を目指さない
・眠れる時は短時間でも寝る
・夫婦で交代しながら対応する
こうした小さな工夫を積み重ねることで、気持ちが少しずつ楽になっていきました。
また、「夜泣きは成長の一部」と頭では分かっていても、感情が追いつかないこともあります。
そんな時は、「今は本当にしんどい時期なんだ」と認めるだけでも、心の負担は軽くなりました。
夜泣きが教えてくれたこと
夜泣きは本当に大変ですが、振り返ると、自分の価値観を変えてくれた出来事でもありました。
・思い通りにいかないことを受け入れる力
・完璧を目指さない大切さ
・パートナーと助け合う重要性
・自分の限界を知ること
特に、「自分が疲れていることをちゃんと認める」というのは、育児を通して学んだ大きなことです。
頑張りすぎるほど、結果的に余裕を失ってしまうこともあると知りました。
まとめ
子供の夜泣きがいつまで続くのか、明確な答えはありません。
早く終わる子もいれば、長く続く子もいます。
ただ一つ言えるのは、
夜泣きがつらいと感じるのは、親として自然なこと だということです。
眠れなくてしんどい日があってもいい。
余裕がなくなる日があってもいい。
完璧な対応ができなくてもいい。
夜泣きは、いつか必ず終わります。
今はその途中にいるだけです。
この記事が、夜中にスマホを握りながら悩んでいる誰かの、「自分だけじゃないんだ」という気持ちにつながれば嬉しいです。
