お疲れ様です!
妻の出産予定日まで残り96日(予定)になりました!
最近少しだけ暖かくなってきたかと思っていたんですが、今週からまた寒くなるみたいですね(T ^ T)
寒いとどうしても体調を崩しやすくなるので、特に妊婦さんやその旦那さんは流行りの感染症には気をつけたいですよね。
今日は特に妊娠期間中に気をつけた方がいい病気と、主な感染対策について調べたので、一緒に学んでこの寒い冬を無事に乗り切りましょう!
気をつけた方がいい感染症
風疹
風疹は妊娠初期の感染が最も危険とされていて、「先天性風疹症候群」を引き起こす可能性があります。これは胎児の目や耳、心臓などに重い障害を生じる原因となるのが特徴です。妊娠前にワクチン接種を受け、免疫を十分に獲得しておくことが推奨されています。しかし、ワクチン接種歴が曖昧な場合や妊娠後に免疫が低下している場合には、特に注意が必要です。
サイトメガロウイルス(CMV)感染症
CMVは日常生活の中でも感染機会が多いウイルスですが、妊娠中に初めて感染すると胎児へ影響を及ぼす可能性があります。特に難聴や視覚障害、発達障害を引き起こす危険があり、無症状のまま進行するケースも少なくないそうです。
トキソプラズマ症
トキソプラズマは主にネコの糞や十分に加熱されていない肉を介して感染する寄生虫です。妊娠中に初感染を起こすと、胎児に水頭症や網脈絡膜炎、精神運動発達遅滞などをもたらすリスクがあります。
リステリア症
リステリア菌は低温下でも増殖できる菌で、ナチュラルチーズや生ハム、加熱されていない食肉加工品などから感染することがあります。健康な成人の場合は無症状あるいは軽症ですむことが多いのですが、妊婦さんが感染すると流産や早産を引き起こす可能性が高まります。
インフルエンザや新型コロナウイルスなどの呼吸器系感染症
インフルエンザや新型コロナウイルスのような呼吸器感染症は、妊婦さんが感染すると重症化しやすいと言われています。特に高熱や呼吸器症状が長引くと母体の体力が奪われるだけでなく、胎児への酸素供給にも影響が出る可能性があります。
感染症の対策方法
妊娠中は母体の免疫力が変化し、さらに赤ちゃんへの影響も考慮しながら生活を送らなければなりません。妊婦さんご本人だけでなく、旦那さんをはじめとする家族も協力して感染症を予防することが大切です。以下、具体的な対策方法をいくつかご紹介します。
手洗い・うがいの徹底
- 基本中の基本ですが、外出から戻った時や調理前後、トイレの後など、こまめに手洗いを行います。石鹸を使い、指の間や爪の周りもしっかり洗いましょう。
- インフルエンザや風邪、新型コロナウイルスだけでなく、サイトメガロウイルス(CMV)など多くの感染症予防に効果的です。
- 旦那さんや家族も同様に徹底し、妊婦さんを感染から守る意識を共有しましょう。
ワクチン接種と予防策
- 風疹やインフルエンザなど、ワクチンで予防できる感染症は、妊娠前や産後に適切に接種しましょう。妊娠中に受けられるものと、そうでないものがあるため、産科医やかかりつけ医に相談することが大切です。
- 旦那さんや同居家族も、妊婦さんが接種できないワクチンを先に受けておくと、家庭内での感染リスクを下げることに繋がります(例:風疹ワクチンなど)。
- 新型コロナウイルスやインフルエンザの流行時期は、マスクの着用や密集した場所を避けるなど、基本的な感染対策も欠かせません。
食品衛生と調理法
- リステリア菌やトキソプラズマ症を予防するため、生肉や生ハム、ナチュラルチーズ、生卵などの生食品の摂取は避けるか、十分に加熱しましょう。
- 冷蔵庫の温度管理や賞味期限のチェック、調理器具やまな板のこまめな洗浄も徹底してください。
- 加熱済み食品でも長期間保存されたものや加熱が不十分なものは避けるなど、日常のちょっとした注意が重要です。
日常生活の注意点
- 大勢の人が集まる場や流行期には、できる範囲で外出を控えたり、混雑を避ける工夫が大切です。
- ストレスや疲れが溜まると抵抗力が低下しやすいため、睡眠や休息をしっかりとり、栄養バランスの良い食事を心がけることも感染症予防の一部です。
これらの対策はどれも難しいことではありませんが、「うっかり」や「忙しさ」で軽視してしまいがちです。
妊娠中は、普段以上に注意を払いながら、家族が一丸となって感染症予防に取り組むことが重要です。特に旦那さんや周囲の方の協力があると、妊婦さんが安心して出産までの日々を過ごすことができると思います。
日常的なルールを家族みんなで共有し、必要に応じて産婦人科の先生にも相談しながら、母体と赤ちゃんの健康を第一に考えた生活を送っていきましょう!