はじめに
子どもが生まれると、生活は大きく変わります。
特に第一子の誕生からしばらくの間は、夫婦にとって「育児」「睡眠不足」「仕事」とさまざまな負荷が一気にのしかかります。
その中で、僕は“筋トレ”という趣味を大事にしていました。いや、大事にしすぎて「しくじりパパ」として妻と大きな喧嘩をしてしまったのです。
今回はその時の体験談を、同じように育児や趣味との両立に悩んでいるパパさんに向けて書いてみたいと思います。
娘が生まれて1ヶ月頃の生活

娘が誕生して1ヶ月ほど経った頃。
新しい家族が増え、毎日が慌ただしく、嬉しさと戸惑いの両方を感じる日々でした。
妻は昼夜問わず授乳やおむつ替えに追われ、まとまった睡眠をほとんど取れていませんでした。
僕は仕事から帰ると、妻が疲れ果ててぐったりしていることも多く、帰宅後は可能な限り娘の抱っこや寝かしつけを後退していました。
そんな中で、僕は「筋トレの時間」をしっかり確保していました。仕事が終わって帰宅する前にジムに寄り、1時間ほどトレーニングをしてから家に帰る。
これが習慣になっていました。
「かっこいいパパ」でいたいという気持ち

なぜそこまで筋トレを優先していたのか。
それは単純に筋トレが好きだったこともありますが、何より
「娘が自慢できる、かっこいいパパでいたい」
という気持ちが強かったからです。
さらに
「妻だって、自分の夫がいい体をしていた方が嬉しいに違いない」
「娘や妻のためにも頑張らないと」
と思い込んでいました。
筋肉をつけることで自分に自信も持てるし、ストレス解消にもなる。
だから多少帰宅が遅くなっても、家族のためになるはずだ――そう考えていました。
妻の本音

ところが、妻の気持ちはまったく違っていました。
毎日育児で寝不足と疲労が溜まっている中で、僕が「1時間筋トレしてから帰る」となると、その間ずっと一人で娘の世話を続けなければなりません。
僕にとっては「たった1時間」でも、妻にとっては「長く苦しい1時間」でした。
「筋肉なんかより、早く帰ってきて手伝ってほしい」
「娘が産まれたばかりのこのタイミングで、筋トレする必要があるのか」
これが妻の本音だったのです。
ただ、妻も僕が筋トレが大好きで、トレーニングの時間を大事にしていることを知っているからこそ、「やめてほしい」とは言いづらかったのだと思います。
「筋トレはストレス解消になってるんだろうし」と、心の中で我慢していたのかもしれません。
そして喧嘩へ

そんな我慢の積み重ねは、ある日ついに爆発しました。
妻の疲労とストレスが限界に達し、僕が帰宅した瞬間に大きな喧嘩になったのです。
「私は自分の時間を犠牲にして娘の世話をしてるのに、自分だけ趣味の時間を楽しんでて自分勝手!」
「筋トレばっかり優先して、私と娘を後回しにしてるじゃない!」
その言葉を聞いたとき、僕は初めて
「妻や娘のために頑張っていると言い訳してたけど、自分が好きだから筋トレしてただけじゃないか」
「自分が筋トレをしている時、妻がどんなに大変だったか考えてなかった」
ということに気付きました。
僕は勝手に「筋トレは許されている」と思い込んでいたのです。
でも実際には、妻は「許す」というより「言えずに我慢していた」だけでした。
反省したこと

この喧嘩を通じて、僕は大きなしくじりを痛感しました。
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自分の価値観(かっこいいパパでいること)を押し付けてしまった
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妻の状況や気持ちを想像できていなかった
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「筋トレは許されている」と勘違いしていた
筋トレ自体は悪いことではありません。むしろ健康にも精神的にも良い影響があります。
でもそれは「家族とのバランスをとった上で」の話です。
僕は「家族を優先する」という当たり前のことを見失っていました。
学んだことと今心がけていること
この出来事以来、僕は次のようなことを心がけるようになりました。
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妻と娘の状態を最優先にする
その日の妻の疲労具合やストレス度合いを最初に確認するようにしています。 -
筋トレの時間は“相談して決める”
一方的に「今日はジム行ってくる」ではなく、妻に「今日は大丈夫かな?」と確認してから予定を立てるようにしました。 -
感謝を毎日伝える
「ありがとう」を言葉にすることを意識しています。小さな一言でも、妻の気持ちは少し軽くなると感じています。 -
無理に毎日やらない
筋トレは好きですが、今は「家族のリズムに合わせて無理なく続ける」ことを大切にしています。
その後、妻としっかり話し合うことで、夕方くらいから特に娘の機嫌が悪くなり妻もしんどいと感じていることが分かりました。
そこで今まで通っていたジムを解約し、新しく24時間営業のジムと契約し早朝にトレーニングをする形に変えることにしました。
こうすることで、妻も安心して僕の筋トレを応援してくれるようになりました。
夫婦円満に筋トレを続けるには、やはり「対話」と「感謝」が欠かせないのだと学びました。
まとめ
僕は「筋トレは家族のため」と思い込み、勝手に正当化していました。
しかし実際には、妻にとって「筋肉」よりも「協力してくれる夫」が何より大事だったのです。
もし同じように育児と趣味の両立に悩んでいるパパさんがいたら、ぜひ「まずは妻の気持ちを聞く」ことを大切にしてほしいです。
僕のような「しくじりパパ」にならないために――
感謝を忘れず、家族を最優先にしながら、筋トレを続けていきましょう。