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しくじりパパ 〜筋トレで腰を痛めてしまった話〜

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はじめに

「筋トレは育児中のパパにとって最高の自己投資だ!」

そう信じて、僕は毎日のように筋トレを習慣にしていました。
抱っこで疲れにくくなるし、体型維持もできるし、ストレス解消にもなる。

ところがある日、無理をしたせいで腰を痛めてしまったのです。
しかも痛めたのは筋トレ中。パパとしても、夫としても、大きなしくじりを犯してしまいました。

今回はその体験談を通じて、僕が感じた「育児中の筋トレで気をつけるべきこと」をシェアしたいと思います。

スクワットでの悲劇

ある日の早朝、娘と妻が寝ている間にいつものようにジムに筋トレをしに行きました。
その日は 下半身トレーニングの日。特にメインのトレーニングはスクワットの日でした。

でもその日はジムに行った時間がいつもより遅かったので
「早く筋トレを終わらせて帰らないと」
そんな気持ちが強かったのを覚えています。

そこで僕は、普段なら必ずやるウォームアップを省略し、軽いストレッチもそこそこに、いきなり本番セットを始めてしまったのです。

結果、3セット目の途中で 「ピキッ」 と腰に違和感。
そのまま続けようとしましたが、すぐに腰の痛みが強くなりました。

「やってしまった…」とその瞬間悟りました。

腰を痛めた原因

今思えば、原因は明確です。

  • しっかり ウォームアップをしなかった

  • 疲れているのに 無理に重量を扱った

  • フォームが乱れていたのに そのまま続けてしまった

筋トレの基本は「正しいフォーム」と「準備運動」。
頭では理解していたのに、「早く終わらせないと」という気持ちが勝ってしまったのです。

育児中は自由な時間が限られているからこそ、「短時間でサクッと終わらせよう」という気持ちになりがちですが、それが大きな落とし穴でした。

育児への影響 〜妻と娘に迷惑をかけた〜

腰を痛めてしまったことで、一番困ったのは 育児への影響 です。

  • 抱っこができない

  • おむつ替えで前かがみになるのがつらい

  • 娘をお風呂に入れるのもできない

日常の育児の大部分を、妻に任せることになってしまいました。

妻からすれば「ただでさえ大変なのに、なんで筋トレなんかで怪我するの!」という気持ちだったと思います。
娘も「パパに抱っこしてもらえない」ことで泣くことが増え、僕自身も強い罪悪感を覚えました。

筋トレは「家族のため」と思っていたのに、結果的に家族に迷惑をかけてしまったのです。

学んだこと

このしくじりから、僕は大切な教訓を学びました。

1. 育児中は「怪我をしない」が最優先

筋トレの効果は、続けてこそ出るもの。
でも、怪我をしてしまえばトレーニングどころか育児すらできなくなります。
育児中は「筋肉を大きくすること」より「怪我をしないこと」に全力を注ぐべきだと痛感しました。

2. 時間がないからこそウォームアップを省略しない

数分の準備運動を惜しんで、数週間もトレーニングできなくなる。
これほどバカな話はありません。
たとえトレーニング時間が15分しかなくても、最初の5分はストレッチや軽い自重運動で体を温めるべきです。

3. 重量よりフォームを大切に

「この重さを挙げたい」という欲は危険。
フォームが崩れているときは重量を下げる勇気を持つことが、長くトレーニングを続ける秘訣です。

パパ・ママトレーニーへのメッセージ

同じように育児と筋トレを両立させたいパパ・ママに伝えたいのは、次の3つです。

  1. 時間がなくても焦らず準備運動をする

  2. 無理な重量にこだわらず、正しいフォームを優先する

  3. 育児を第一に考え、怪我をしないトレーニングを心がける

筋トレは育児にプラスになる素晴らしい習慣です。
でも、それはあくまで「家族の生活を支えるための体づくり」であって、自己満足のためのものではないはず。

まとめ

僕はスクワットで腰を痛め、しばらく育児に参加できないという大失態をしてしまいました。
その原因は、焦って準備運動を怠ったこと。

そして気づいたのは、育児中の筋トレこそ怪我予防を最優先にすべきだということです。

  • スクワットやデッドリフトなどの高重量種目は特に注意

  • 時間がなくてもウォームアップは必須

  • 「今だけの育児時間」を大切にする気持ちを忘れない

この教訓を胸に、僕は再び筋トレを続けています。
今度こそ「かっこいいパパ」でありながら、「頼れるパパ」として、家族に迷惑をかけないように。

同じように育児と筋トレを頑張るパパたちも、僕の失敗を反面教師にしていただければ幸いです。